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目前顯示的是 九月, 2015的文章

捏造された僕たちへ、その二

イラスト:COLN

中国語原文:致那些被捏造的我們,其二
訳者:Kinra


単純な歓びは楽しめるものだけど、その後ろに淋しい背景が存在すると、歓びの色は濁って見える。しかし「歓び」そのものから目を離さずに感情を込めて、狂ったように発掘し続けると、また違う感触になる。すべての事象は観測される前から存在していた。僕たちが断章取義をすればするほど、思い知ることになる。宇宙の一員として、自分が如何にちっぽけな存在か、少しくらいは理解するべきだ、と。 しかし僕たちは人間だから、人間の生命のペースと視点でこの宇宙全体を観測するのが、僕たちだけに許された楽しみだ。相手が常に沈黙している、にもかかわらず。僕はこないだ『風ノ旅ビト』というゲームに出会ったんだけど、その体験で僕の中に何か深く確立したものがある。生きていることは旅であって、最後の安らぎは帰郷である、と感じさせられたんです。そして最近ようやく気付き始めた。自分が経験した短い年月の中、一番忘れられないのは、様々な形の別れだったと。見慣れたものや見慣れていないものが、生命という舞台の奥に潜んで、無数の記念品のようなガラクタが散らばる薄暗い舞台裏の通路を通って、未知なる彼方へと歩いていくこと。 結局残ったものの中、誰の伝説が正史に、誰のが野史になるんだろう。僕は、どれも生命の素材だと思う。誰に拾われるか、誰に発想されるか、誰に再創作されるか、そう簡単に止められるものではない。現に僕たちも、自分の掻き集めてきた素材を愛でながら、自分の納得行くような形に仕上げているのではないか。 たとえば、納得の行く自分自身に。 これは実に奇妙な営みです。昔の自分を見ていると、情緒が湧いてくる。僕たちはいつも、自分を解釈する、もしくは別時空に分岐する自分ではなく今の自分を選んだことを解釈する暇がある。積み重ねた過去は読みきれない文書のように、部屋いっぱいに詰め込んである。気がついたら、呼吸している空気でさえ検査と準備が為されていた。僕たちは常に、前の瞬間が積み上げてくれた歴史の上に生きているんだ。 未来がどこまで長いかはまだ見えないけど、過去の方は不思議なほどに重いものだった。

捏造された僕たちへ、その一

アルバムカバー(仮) イラスト:COLN
中国語原文:致那些被捏造的我們,其一
訳者:Kinra


特に物語を難しくするつもりは無いんだけど、感じることができても自分じゃあ書けない、みたいなことはあるよね。 子供の頃は誰もかもデタラメに空想していたけど、大人になると、「現実」というものに触れて、解っていくものです。それはどんなに豊かな感性を以ってしても変えられない、揺るぎの無い中立的現実。そしてそういう現実もやがて星の巡りと共に変わっていくと理解した瞬間、この宇宙は僕たちの想像できる以上に摩訶不思議なものであると感じてしまう。『捏造された僕たちへ』は、より高い視点から自分自身、そして周りの状態を観照する試みです。僕は映画『インターステラー』みたいな見方が好きです。この宇宙というゲームの中で僕たちはまだ最初の村すら抜けていないかもしれないけれど、人間のちっぽけさと一種の必死さを、切実に感じることができると教えてくれるから。 宇宙と歴史から抜けられる人間はいない。 消えていく一瞬一瞬と共に、宇宙を一つの家族として見ようとしていけば、もしかすると人々はもっと遠くへ行けるようになるかもしれない。 かなり昔のSF漫画で、こんな話があった。人類という種が老年期に入って、地球周辺にある居住、到達や植民が可能な星が全部開発し尽くされ、故郷という概念がとっくに地球レベルを超えていた時代。不思議なことに、そんな「地球=故郷」という意識が希薄になっていたはずの環境なのに、数千年の発展と銀河植民の末、出生率は低下し、イノベーションは行き詰まり、人類は銀河旅行に興味を失くしてしまうのだった。結局人類は開発した惑星を捨て、次々と地球へと帰ることに。最後には、一人の老人だけが離れることを拒み、移住者たちの帰郷を眺めつつ、誰もいなくなった惑星に残り続けた。六千年前のとある曲を聴きながら・・・。 この話は大好きだった。そして意外にも、記憶の中にずっと残っていた。 人はささいなことでも覚えたりする、ということです。 僕に精一杯出来ることは、この世界を描写することだろう。そしてたまたま音楽が、僕の一番うまくやれることだったんだから。 (続く)

捏造された僕たちへ

中国語原文:「致那些被捏造的我們」
訳者:Kinra

「捏造された僕たちへ」
宇宙は常に沈黙している。
固いまたは緩い現在の数々に 夢と現実が溶け合う無数の境界線に 甘く、苦く、辛く、たちまち酸っぱくなる意識の奔流の中に
人々は賑やかに開拓をするが 次第に言葉が少なくなり 限りなく穏やかさに近づいた時点で 雑踏から離れていく
その間僕たちは喋る。声を発して 肢体と舌をくねらせる 「記録だ」と僕たちは言う すべての瞬間は歴史にと、果てもなく 滅びるまで記録しつづける 自分の知っている、燃えることと 燃え尽きること。そういう 事実を。
描写すると同時に描写されてもいる あらゆる先と後は色に染まって 同じ群れが同じ群れに影響する 同じ沈黙している母親の前に 僕たちは一つの群れ 宇宙は一つの群れ
離れることは不可能だと深く理解したら、 手紙を書こう 捏造された僕たちへ 熟読された後は燃やされたり保存されたり 或いは鑑定され、維持され、棚に上げられるかもしれないが 一つであることは成就する
そして沈黙を守り続けるんだ、 宇宙のように。